お金

リゾートバイトのフロントの給料は1か月20万円|時給相場は1000円

「フロントって忙しい割に給料が低そう」

「本当に求人票通りの給料をもらえるの?」

「給料が高い分、ブラックバイトばかりなんじゃないの?」

リゾートバイトって「リゾート満喫して貯金もできちゃう!」と謳っていますが、だからこそ胡散臭く感じちゃったりしますよね。

特にフロントのお仕事ってあまり高給取りのイメージがありません。

そこで今回は実際にフロントで働いたことのある筆者が、リゾートバイトのフロントで本当に稼げるのかについて解明していきたいと思います!

リゾバは目的に合った派遣会社を利用すべき

ハッシャダイリゾートを利用した感想を紹介する前に、リゾバで失敗しないコツを紹介します。

それは、「自分の目的に合った派遣会社」に登録するということです。

リゾートバイトには

  • 留学費用のために、半年で100万円貯金したい!
  • お金よりも場所にこだわりたい!絶対に沖縄!
  • お金も場所も譲れない!毎日温泉に入って月20万は稼ぎたい

のように、みんな目的が違います。

  • 半年で100万円貯めたければ「高時給の派遣会社」
  • 場所にこだわりたければ「求人数が多い派遣会社」
  • お金と条件の両方を欲張るなら「求人と時給のバランスの良い派遣会社」
ひで
ひで
派遣会社を間違えると、「月10万しか貯金できなかった…」と失敗することがあります。

リゾバの目的に合った派遣会社に登録するのが失敗しないコツです!

ちなみに私が利用している大手派遣会社5社の特徴はこんな感じです。

順位
おすすめな理由
1位
グッドマンサービス
【高時給&求人数が豊富で選べる◎】
海、山、温泉、スキー場、好きな場所で働けて3か月で60万、半年で100万円の貯金も可能!登録しないと損といえる派遣会社
2位
アルファリゾート
【温泉地の求人数&仲居さん(客室係)の高時給は業界No1】
着付けや作法を学びながら稼ぎたい女性におすすめ、エステやクルージングの福利厚生も充実。
3位
ヒューマニック
業界大手、年間通じて安定した求人数。
時給は低いけど求人数が豊富。条件にこだわりたい人におすすめ。
4位
トラバイ(旧ハッシャダイリゾート)
求人数が少ないがLINEで気軽に相談&リゾバ先を紹介してくれるので楽。他社と併用して使うのがおすすめ◎
5位
ダイブ(旧アプリリゾート)
担当者が丁寧だから初心者向け!求人数は普通で時給が低いので、他社と併用が良い。

ちなみに「時給を重視」なら以下の3社

時給や求人数、サポートに違いがあるので、派遣会社を詳しく比較したい人はこちらの記事をどうぞ!

【2021年おすすめランキング】リゾートバイト派遣会社を比較|信頼できる評判の良い5社を推薦リゾートバイトの派遣会社はどこがいいの?おすすめは?と気になりませんか。求人数や時給の高さ、交通費など会社によって違います。人気派遣会社10社を徹底的に比較しおすすめをランキングで紹介。損しないためにも派遣会社選びは慎重にしましょう!...

リゾートバイト・フロントの給料

ここではベーシックなフロントの給料詳細を求人例と共にご紹介します。

自分がどれだけ稼ぎたいかをイメージしながら読むと比較ができて良いでしょう。

【給料】リゾートバイト・フロントの給料は18~20万

リゾートバイトでフロントの月給は大体18~20万くらいです。

<基本的な月給例>※8時間労働/休日8日の場合

1,000円×8h×22日=176,000円

このように普通に働いて18万弱の給料ですが、宿泊施設で働いているフロントスタッフに関しては住居費がタダで食事補助もついたりします

つまり、貰った給料は丸々お小遣いにしちゃえるワケです!(保険で引かれる場合あり)

場所によっては客からチップをもらえることもあるようです!

普通のバイトに比べ、リゾートバイトが稼げる理由はここにあります。

900円~1100円の時給比較

やはり時給の高い方が忙しいだろうと普通は思いますよね。

それは実際本当なのでしょうか?

では実際に時給900円の求人と1,100円の求人を見ていきましょう。

<時給950円の求人例>

勤務地 沖縄県 国部
時給 950円
待遇 寮費無料、出勤日のみ食費200円補助

 

<時給1,100円の求人例>

勤務地 神奈川県 箱根宮ノ下
時給 1,100円
待遇 交通費支給、寮費無料、出勤日のみ2食無料

上の二つの求人を比較したところ、待遇に差は感じられません。(むしろ1,100円の方が良いかも)

実はリゾートバイトは勤務地により時給に差が出ます。具体的には沖縄県北海道離島は時給が低く、時給1,000円以下の求人が多いです。

もし貯金をしたいと思っているなら、沖縄や北海道は避けておきましょう。

リゾートバイトでフロントの給料は中堅クラス

フロントの給料は他の職種と比較してどうなのでしょうか?

ダントツで高ければ良いのですが、一番低いのであればちょっと嫌ですよね。

そこで以下では他職種との比較や派遣会社はどこを利用すればいいのかをご紹介します。

他職種の時給と比較

内容 平均時給 最高時給
調理(資格有) 1175円 1400円
調理(資格なし) 1175円 1450円
仲居 1142円 1400円
フロント・ベル 1074円 1350円
洗い場 1054円 1300円
裏方スタッフ 1050円 1200円
売店 1044円 1200円
清掃 1020円 1200円
レジャースタッフ 992円 1300円

上の表からもわかる通りフロントの時給はそこまで高いとは言えません

しかしフロントは仕事をしていく上で高い接客術やマルチタスク能力を身につけることができます

貯金だけでなく、仕事をしていく中で成長できることがフロントの大きな魅力でしょう。

フロントで稼ぎたいなら高時給の派遣会社を使うべき!

別記事でもご説明していますが、リゾートバイトは派遣会社によっても時給に差が出ます

以下で異なる二つの派遣会社の求人を見比べてみました。

求人例2つ

会社
グッドマンサービス
勤務地 長野県 上高地
職種 フロント・ベル
時給 1200円
会社 ヒューマニック
勤務地 長野県 上高地
職種 フロント・ベル
時給 1100円

このように同じ勤務地・職種でも派遣会社によって時給に100円の差が出たりしています。

お仕事を探す際は、派遣会社を複数チェックするようにしましょう。

高時給ならグッドマンサービス

グッドマンサービスは他の派遣会社と比べ 高時給の求人が多いことが特徴です。

時給1400円の求人も取り扱っているので貯金したい人には特にお勧めします。

しかしブラックバイトに当たる可能性もあるので、不安なことは全てオペレーターに質問をしておきましょう。遠慮することはありません。

別記事にブラックバイトに当たらないための具体的な方法もご紹介しているので参考にしてください。

【裏ワザ】楽に稼ぎたいならナイトフロント!

リゾートバイトでフロントを希望している方、ちょっと待ってください!

リゾートバイトにはナイトフロントという職種もあることをご存知ですか?

このナイトフロント、普通のフロントより効率的に稼げるかもしれない職種なのです。

そこで以下ではナイトフロントに関しての詳細をご説明します。

ナイトフロントの仕事内容

ナイトフロントの主な仕事内容は、以下のようになっています。

  • レイトチェックイン対応
  • 深夜の施設内巡回
  • 翌日の為の簡単な準備作業
  • 売上伝票のパソコン入力
  • 深夜のフロント対応や電話対応
  • 館内の簡単な清掃作業

温泉旅館や大浴場のあるホテルの場合は、「浴場の簡単な清掃・片付け」も深夜帯に発生することがあります。と言っても内容は簡易清掃と脱衣所の整理整頓くらいです。

昼間のフロント職との一番の違いは、接客する頻度の低さです。基本的に客が寝ている時間に働くのがナイトフロントですので、お客様対応は少なめです。

また、深夜勤務のナイトフロントは、「火災・地震などに備えた法令遵守のための人員配置」という意味合いが強いため、決められた作業がスムーズに終われば、勤務時間中に空き時間が多いのも特徴です。

ナイトフロントでは、待機も仕事の内ということになります。

【1.25倍増し】ナイトフロントのミソは深夜手当!

通常リゾートバイトのお仕事は日勤の場合、遅くとも夜10時には退勤します。

しかしナイトフロントの就業時間は21時頃〜翌日7時頃(シフト制)まで。

そうなんです。このシフトは時給が1.25倍になる深夜勤務帯22:00〜翌5:00にまる被りなんです。

さて、ここでナイトフロントと日勤のお仕事の月給を比較してみようと思います。

条件はどちらも実働8時間/週休2日/時給1000円です。

<日勤>

1,000円×8h×22日=176,000円

<ナイトフロント>※21:00~翌7:00(内2時間休憩)の場合

(1,000円×3h+1,250円×5h)×22日=203,500円

このように日勤とナイトフロントでは、同じ時給でも数万もの月給の差が出るんです。

これはとてもオイシイですよね!

ナイトフロントの辛いところ

楽に稼げてナイトフロント最高じゃん!と思われる人も多いでしょう。

しかしそう甘くはありません。

ナイトフロントには深夜勤務特有のキツさがあるのです。以下でそちらをご説明します。

対処に困っても他の人に聞けない

筆者もナイトフロントで半年働いたことがあるのですが、この仕事の辛かった点は緊急事態が起きた時に他の人を頼ることができないことです。(できたとしても電話越しに指示をもらうだけ)

加えて言うと、深夜帯は緊急性の高いアクシデントが起きやすいです。

私が経験した緊急事態をいくつか挙げると、

  • お客同士の喧嘩
  • 酔った客が階段から滑り落ちる
  • レイトチェックイン客の部屋に他の客が寝ている(日勤スタッフが間違えて案内していた)

上のケース以外も色々あります。

こうした緊急事態に適切な対処をしなければならないのが、ナイトフロントのキツさだと言えるでしょう。

昼夜逆転して体調を崩しやすくなる

ナイトフロントは深夜勤務なので働く上で昼夜逆転の生活になります。

そうすると人は徐々に体調を崩していきます。なぜでしょうか。

これについてはメンタリスト・Daigoさんが「サーカディアンリズム」という人間が本来持っている生態を元に解説されています。

サーカディアンリズムとは、原始時代から今に至るまで哺乳類が繰り返してきた「日の出と共に朝起きて、日が落ちると共に眠くなり、夜は寝る」という生活サイクルを通じてつくられたリズム。私たちの体の各機能は、サーカディアンリズムに合わせてうまく働くようになります

引用元:メンタリストDaigo「自分を操る超集中力」

つまり昼夜逆転の生活は、人間の生態にはそぐわないものだということですね。

普段から昼夜逆転の生活に慣れている人でなければ、ナイトフロントのお仕事は止めておいた方が賢明かもしれません。

リゾバ後に留学・ワーホリにいくならフロント!稼げて英語も学べて一石二鳥!

リゾートバイトにくる人の中には、留学・ワーホリに行くための資金稼ぎを目的にしている人も多いでしょう。

そんな人は特にフロントでお仕事することを推奨します。

以下でその理由をご説明します。

英語を使った受付、案内があるから勉強になる

近年は東京オリンピックを前に訪日外国人が急増しています。

中には宿泊予約客の7割が外国人というホテルもあるくらいです。

外国人が多く訪れるホテルのフロントは、言ってしまえば英語力を鍛える格好の場所といえるでしょう。

「いやいや、いきなり英語で仕事なんて無理!」と思われる方もいると思いますが、そちらに関しては別記事でご説明しているので読んでみてください。

簡潔に言うとフロントに卓越した英語力は必要ないということが書いてあります。

2か月で40万円以上の貯金もできる

フロントの給料は20万弱ですが、繁忙期(GW、年末年始、夏・冬休み)に働くと月給は跳ね上がります。シフトが増える+残業があるからです。

<繁忙期のフロントの月給例>※時給1,000円/8時間労働/休日6日/一日残業2時間の場合

(1,000円×8h+1,250円×2h)×24日=252,000円

このように繁忙期にフロントのお仕事を2か月間やれば、ワーホリの最低限度の資金40~50万にも届くというわけです。

ちなみにこの40~50万の金額は、①ワーホリエージェントを使わない、②語学学校に行かないことを前提とした本当にギリギリの額です。

それでもたった2か月で留学ができてしまうことは脅威ですね!

普通のバイトでは絶対にできない芸当です。

まとめ

これまでのことをまとめると、

  • フロントの給料は18万程度だが、英語力向上やスキルアップができる
  • グッドマンサービスを使う+繁忙期を狙って働くと25万近く稼げる
  • ナイトフロントは楽に稼げるが、マイナス面も多い

ということになりますね。

筆者は日勤フロント、ナイトフロントともに働いたことがありますが、おすすめは日勤フロントですね。ナイトフロントは暇なのに気が抜けないというのがしんどかったです。

給料ばかりにこだわらず色んな側面から判断してお仕事は選びたいものですね。

その点フロントは一度は経験しておいた方が良いお仕事だといえます。

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