体験談

【千葉県・房総半島】旅館で仲居さんのお仕事・1日のスケジュール-リゾートバイト体験談-

千葉県で仲居さんのリゾートバイトをした理由

千葉県房総半島にある旅館で中居の仕事をしていました。

なぜこの仕事を選んだかと言うと、元々は沖縄でのリゾートバイトを志望していましたが、働ける期間の関係で沖縄には行けませんでした。海の近くで、働ける日数がマッチしたのでこの仕事を選びました。

旅館の仲居さんの仕事内容はどんな感じ?

私がしていた仲居の仕事は食事の配膳とベットメイキングです。

私は主に部屋食のお客様の対応をさせて頂きました。朝食はどのお客様も朝食会場で食事をしていただきます。その時には、自分が担当しているお部屋のお客様の席までお食事を運びます。

朝食が終わるとベットメイキングをして、中抜けの休憩を挟み夕食はお部屋まで配膳し、料理の説明をします。

仲居さんの仕事の1日のスケジュール

6時30分~7時 朝食準備

朝食会場で朝食を召し上がって頂きます。食器や箸などは前日の夜に用意をしておいて、当日の朝は自分が担当しているお部屋のお客様の人数にあわせて、それぞれのお膳に料理を配置します。お客様が会場にいらっしゃったらお膳を席まで運びます。

担当するのは主に自分の担当しているお客様ですが、何部屋も担当するので他のスタッフと連携しながら配膳しなければなりません。その他のお客様にももちろん目配りする必要があります。

8時頃~8時30分頃

朝食の時間が終わるとお膳を下げます。

お客様が使ったお皿などの洗い物を済ませます。

10時頃~ ベットメイキング

ここでは予めどこの部屋のベットメイキングをするか割り振られていました。

部屋は和室でしたので、シーツや枕カバーなどを外して布団類は押入れに入れます。

人数分のシーツ類、バスタオル類、ゆかた、アメニティをセットして部屋内の掃除をします。

主に一部屋一人で担当していました。

12時頃~16時頃 お昼休憩、中抜け休み

自由時間になるので、この間に買い物や洗濯などをしていました。

17時頃~ 夕食配膳の準備

一人三部屋くらい担当していました。基本は1日毎にメニューが変わるので、それに合わせて人数分の料理をお膳に配置します。連泊のお客様には前日と違うメニューをお出ししたり、アレルギーがあるお客様には特別メニューで対応したりしていました。

前菜、メイン料理、ご飯もの、デザートと言うコース料理のようにお出ししながら、その料理の説明も行います。

一部屋目に前菜をお出ししたあとに、次の部屋にも前菜をお出しして、また次の部屋にも…と順々にお出ししていきます。

お客様が食べるスピードにあわせるのが重要でした。メインとご飯ものを一緒に持ってきて欲しいなどの要望もたくさんあったので、板前さんとの連携も大切でした。

20時頃~21時頃

夕食が全て終えたスタッフから翌日の朝食会場の準備をします。夕食の片付けが遅くなるスタッフもいるので、手の空いているスタッフが他のお部屋のお客様の分も用意をするなどのフォローをして協力しあいました。

【働くうえで特徴的だと感じた部分を3つ】

①朝が早いこと

朝食の開始時間はお客様によってバラバラでしたが、7時から8時30分の間でお願いをしていました。その準備から業務開始なので、朝は早かったです。

また、あまりにも早い時間からご飯ものや汁物を用意してしまうと、冷めてしまう可能性もあるので常にお客様に目配りすることが重要でした。

朝ごはんも地元の食材を使用してしたので、ちょっとした説明やお客様とのコミュニケーションも必須です。

②時間配分が大切

料理をお出しするスピードをお客様それぞれにあわせてお部屋に運んでいくのも中居の仕事でとても重要でした。

余りにも早すぎてもまだ前のものが食べ終わっていないのでお膳にあげられませんし、すでに食べ終わっているのに次の料理が来ないとお客様からクレームも出てきます。

ある程度の時間配分は決まっていますが、途中でお酒や追加の料理を召し上がられるかたや、お口に合わず残してしまって次の料理を待っている方、メイン料理とご飯ものを一緒に持ってきて欲しいと言う方や料理の順番を変えて欲しいなどの要望があり、こちらが予想している時間にならない場合もあるので、お客様とのコミュニケーションを取りながらどれくらいのスピードでお出しすればいいかなどは瞬時に察知しなければいけません。

また、お部屋に入れない板前さんにもその都度どのような状況かを報告するなどの連携も必要でした。

③気配り

お客様に接する時間が長いので気配りは本当に大切でした。

お客様が宿泊中はお食事の配膳を全て担当するので、失礼のないように気配りする必要があります。

お食事の配膳の時だけではなく、お部屋まで運ぶ最中やベットメイキングをしている最中でもお客様にお会いする場面はたくさんありました。その時にもお客様に失礼のないように常に気配りをしていました。

お客様だけに限らず、料理を作ってくれる板前さんにもお客様の状況を伝えるなどの気配りも大事でした。

【仕事内容でよかったこと・辛かったこと】

この仕事をして良かったことは、和式の作法が少し身に付いたことです

お部屋は和室でしたので、料理をお出しする前に襖の開けかたや閉め方、畳の歩き方も教えて頂いたり、料理も基本は和食でしたので和食の食べ方や作法なども教わりました。

辛かったことは、朝が早かったことと繁忙期だったため休みがほぼなかったことです。

【時給・寮・食事などの待遇】

時給

720円~800円の間で位だったと思います。

 寮

寮は旅館の使っていない部屋を三人部屋として使わせて頂きました。

部屋の中にはテレビ、クーラー、冷蔵庫、トイレがついていました。お風呂場は旅館の大浴場を使わせて頂いて、洗面所は共同でした。

食事

食事は三食自炊です。たまにお客様にお出しする料理が余った場合は頂いたりもしました。

炊事場は旅館の厨房を使わせて頂いて、調味料も自由に使ってよかったです。

スーパーまでは歩いて15分位の所にあったので、日用品などもそこで買えたので特に不便はありませんでした。

 どのくらい稼げて、どのくらい貯めれたのか

働いていた期間が1ヶ月と短く時給がそんなに高い方ではなかったので、貯めれた記憶はないです。

ほぼ毎日出勤していたのですが、やはり時給が低いことと残業もほぼなかったので、学生の夏休みのアルバイト程度でした。

初めてリゾートバイトをしたのが、この仲居の仕事でした。

学生時代の夏休みを利用して働きに行ったので、特にお金を貯めようなどの目的はありませんでした。

リゾートバイトの中には短期間でお金を貯めれる仕事もたくさんあります。よく吟味して選ぶと良いかなと思いますし、寮費や食費が出るのもお勧めです。

 仲居さんの仕事が向いている人はこんな人!

仲居さんのお仕事は料理の配膳をするときに、お客様のペースに合わせてお食事を出していくのが特徴です。

なので複数のお客様を担当したときには、次になにをやるのか考えられないといけません。先を考えて行動できる人に向いています。

お食事を配膳するだけでなく、お客様に楽しく食事をしてもらえるようにお話をすることもあります。接客の仕事が好きな人にも向いていると思います。

 

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ひで
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